対象レベル
- ダイナミックで流れのある、力強いターンをしたい!
- ゲレンデどこでも自信を持ってターンしたい!
- ★6をクリアした(中急斜面で自信を持ってパラレルターン・止まるが出来る)人
斜面
- ゲレンデ内のすべての斜面
- 自分が自信を持って&安心して滑れる斜度で、丁寧に技術を確認していく事は上達の近道です。
- 過去にクリアしたレベルのドリルでも、急な斜面だと意外と難しく感じます。上達のチェックに活用してみましょう。
ゴール
これをマスターしたらこのレベルはクリア!
知識
- ターンの局面(舵取り・仕上げ・始動)を理解(して体現)する
- エッジングを構成する4つの要素を理解(して体現)する
- 内足の使い方 (マスター)
滑り
- 身体の連動
- 切り換えでのジャンプは、スキーの上手さの総合力が問われます。
- なんかたくさん跳んでますが、10回ぐらい連続で跳べれば十分だと思います。
- ターン
総合
- 力強さとしなやかさの両立を目指しましょう。
- 特に雪面から受ける反動をいかに受け流すかが課題になります
- このレベルからは外向傾を過度に作らないように意識してみましょう。
- 雪と対話しながら丁寧かつ大胆に斜面を滑り降りましょう。
設計図(技術の本質・狙い)
キーポイントは、総合力です。
ズレ・キレの感覚や、外足・内足の機能に対する感覚や理解も十分に育っていますので、それらの技術をどう運用し活用していかしていくかを考えて、滑りを組み立てていく必要があります。
全身の連携、両脚の連動、腰や目線の向きなどを、今までのドリルも含めて確認します。
スピードが出るにつれて雪から受け取る圧が強くなってきますので、必然的に圧を受け止める姿勢である”外向傾姿勢”はだんだんと極小化し、圧を受け流すような姿勢、”見かけ上”スキーに正対している様なシルエットになってきます。
また、安全で確実にスキーを操作する上で、外足への荷重とコントロールが最も重要な事には変わりはありませんが、ドリルや練習では積極的・極端な内足荷重や内足ターン、内足の畳み動作に挑戦するのも良いでしょう。内足の活用範囲の限界を押し広げる事で、より外足を活用できる幅が広がってさらにダイナミックで力強いスキーが可能になります。
(低い姿勢や膝を90°近くに曲げてのターン・切り換えは、バランスを崩した際・転倒時に膝を負傷するリスクが高くなりますので、トライする場合は十分注意して行ってください。)
※転びそうな時は諦め良く思い切って転ぶ、転倒時は尻や上半身で身体を滑らせて板は雪面から浮かせるようにしましょう。
- すべての動きを連動、連携させるようにする。
- スピードが出てくるにつれて、外向・外傾の量を調整する。
- 内足の活用範囲の限界を広げることで、外足でより強く雪を捉えられる。
- 正しいだの効率だのは関係ねぇ、とにかく傾きたいんだよ!!
ドリル
Level★7 クリアに役立つ練習ドリルに挑戦してレベルアップ!
アウトリガーターン
- ストックを左右に広げて引きずる事で、全身のパーツの位置が整います。
ドラッグ&エイム
※動画準備中
セルペンティーノカービング
- 足首と膝の左右方向の連動を確認するドリルです。
- 両足均等荷重を意識すると感覚がつかみやすいです。
トリックプレー
ビッテリー123
- 1:止まって 2:低速で 3:高速で 段階を踏んで挑戦します。
- 両手は内側ではなく真下の雪面を触るイメージです。
- 外足のグリップを失わないように気を付けます。
- けがのリスクが高めの練習ですので、ご自身の判断・責任で行ってください。
- フルバンクで停止するときは、他の方との接触事故に十分気を付けてください。
傾き選手権
- 自分の傾きの限界をただただ追求するだけのトレーニング(遊び)です。
- 内足にも通常より多く荷重しますが、外足のグリップを失わないよう気をつけます。
- けがのリスクが高い遊びですのでご自身の判断・責任で行ってください。
- フルバンクで停止するときは、他の方との接触事故に十分気を付けてください。
★6ドリルのおさらい
- より安心&自信を持って滑れるように過去のドリルも繰り返し練習しましょう
アップ&オーバー
- カービングで滑りますが、ジャベリンターンの感覚・エッセンスを上手に活用すると内側に倒れずにうまく滑れます。
グリュニゲンターン
クイックターン
- 素早いエッジングのクイックターンと、長く雪を削り取るピボットスリップの両方まんべんなく練習すると、コブでの滑りが良くなります。