用語の概要
重心とは、物体の質量が一点に集まっているとみなされる位置を指す言葉で、スキーでは主にスキーヤーの身体全体の重さの位置を表す際に使われます。
用語の使われ方
重心という言葉は、主に次のような文脈で使われます。
- 姿勢やポジションの説明として
例:「重心が後ろに残っていると、ターンが不安定になりやすい場面があります」 - 動きや操作の説明として
例:「ターンの切り換えで、重心を次のターン内側へ移していきます」 - 感覚的な表現として
例:「重心が高く感じられると、雪面との距離を強く意識することがあります」
用語の意味の幅
重心は、文脈によって指している対象や捉え方に幅があります。
- 物理的な点としてとらえる場合
身体全体の質量が一点に集まっていると仮定した位置を、重心として扱うことがあります。 - 動きの基準としてとらえる場合
滑走中やターン中に、身体全体がどの方向へ移動しているかを示す基準として重心という言葉が使われることがあります。 - 感覚的な中心としてとらえる場合
身体のどこに「乗っている感じがあるか」「安定を感じる位置はどこか」といった感覚的な中心を、重心として表現することもあります。
なお、重心は、常に物体の内側にあるとは限らず、外側に飛び出ている事もあります。
例:ドーナツの重心は穴が開いているところにある場合があります。
英語圏では、重心に相当する言葉としてセンター・オブ・マス(center of mass)やセンター・オブ・グラビティ(center of gravity)といった表現が使われることがあります。
関連する用語
さらに詳しく知りたい人は
重心は、姿勢・動き・バランスを整理する際によく使われる言葉の一つです。
関連するテーマについては、別の記事で順に整理していきます。
- 重心と前傾・後傾の関係(準備中)
- 切り換え局面における重心の移動(準備中)
- 重心とバランス感覚をどう捉えるか(準備中)

