用語の概要

シュプールとは、
スキーで雪面を滑走した際に雪の上に残る滑走の跡を指す言葉です。

ターンの形や滑り方によって、
線状・帯状・波状など、さまざまな形のシュプールが雪面に残ります。

元々はドイツ語で、わだちや足跡のような意味もあり、ソリの跡などにも使うことができますが、
一般的にはスキーやスノーボードでの滑走跡を意味する言葉として使われます。

用語の使われ方

シュプールという言葉は、主に次のような文脈で使われます。

  • 滑りの結果を表現するとき
    例:「きれいなシュプールが残っていますね」
  • ターンや技術を説明するとき
    例:「自分のシュプールを見ると、上達のヒントが見つけられることもあります」
  • 雪面状況や斜面を共有するとき
    例:「この斜面には、すでに多くのシュプールがあります」

このように、シュプールは滑走そのものではなく、その結果として残る痕跡を指す言葉として使われることが多いのが特徴です。

用語の意味の幅

「シュプール」という言葉は、文脈によって指している意味合いが少しずつ変わります。

  • 物理的な滑走跡を指す場合
    雪面に残る溝や線、帯状の跡そのものを指します。
  • 滑り方を読み取る手がかりとして使われる場合
    シュプールの形や幅、連なり方から、
    ターンのリズムやズレの有無などを表現する際に使われます。
  • やや印象的・比喩的な表現として使われる場合
    例:「芸術的なシュプール」「思い思いのシュプールを描く」

このため、シュプールという言葉は、
実際の痕跡を指す場合と、滑りの印象を表す表現として使われる場合の両方があります。

英語では、トラック(track)と呼ばれることが多いようです。そのため、日本でも英語系のカルチャーの方が強いスノーボードやバックカントリースキー文化では、シュプールというよりもトラックと言うことが多い場合もあります。

なお、本サイトの名前である、雪の軌跡(Track on Snow)もこの「シュプール」という言葉から着想を得ています。

関連する用語

さらに詳しく知りたい人は

どのようなシュプールが雪面に残るのかは、どのようなターンをしたのか、そしてどこで何をしたのかを教えてくれます。
ターンによって残るシュプールの違いや、ターンのどこで何が行われているのかについては、以下の記事で少し詳しく解説しています。

  • カービングターンとズレのあるターンの違い(準備中)
  • ターン局面のより細かな分け方(準備中)