フランスから届いた本~友好か敵対か?謎の同梱物~

はじめに

アマゾンフランスで注文していた本がすべて到着しました!

実際には、結構前に届いていたんですが、別の記事を書いたりするのに忙しくて中々書けませんでした。

まだまだ書きかけの記事も依然としてあるんですが、ちょっと息抜きという事で、フランスから取り寄せた本の話を少ししようかなと思います。
サブタイトルにある通り、今回の注文にはなんだか面白いものも入っていたので。

こんな本が届きました

今回はたくさん注文しまして、14冊の本が届きました。

最高です。
ネットが発達した今にスキーヤーとして生きる幸せを感じています。(大げさ)

たくさん届きました!
フランスのスキー教本達

このサイトを始めるまでは、自分自身の技術向上と、レッスンの時に使う練習ドリルや知識の足しにでもなれば、という程度の気持ちで購入していましたので、最低限の3冊しか持っていませんでした。

今までに持っていた3冊の本
スキーフランセ3人衆

左から、mémento(フランスの公式のスキー教程)、FFS系のアルペンスタイルに特化した理論書、ESF系の写真多めで読みやすい割と軽めな本の3冊です。

フランスにはスキーを統括する団体が何種類かあるようで、FFSですとか、ESFとかはその団体の一つです。
(日本で言うと、都連とか県連に相当するんですかね?スミマセンがちょっと良く分かってないです。)

そして、公式の教程というのは、それらの団体がコラボして作る全国向けの教程です。

しかし、このサイトを立ち上げ、「世界のスキー」について皆さんに色々な情報を届けるにあたっては、技術論のより正確なところ、技術の変遷についても、もっとちゃんと知って理解してお届けする必要があるなと、記事を書いていて痛感しまして、それで慌てて買い足しているわけです。笑

今回の仕入れで良かったのは、60年~80年ぐらいまでの教本がまんべんなく入手できた事です。
特に、フランスの公式のスキー教程であるmémentoの旧版が2冊も入手できたのはとてもラッキーでした。
(ネットショッピングのツライ所は、タイトルと概要欄の少ない情報しか確認できないため、基本的には、よさそうな雰囲気のものを、ジャケ買いぎみに片っ端から買わざるを得ず、内容が期待と違う「ハズレ」品がどうしても出てしまう事です。)

memento de l’ensegnement du Ski Français Edition 1959
1960年版のフランスのスキー教程memento

MÉMENTO 80 DE L’ENSEIGNEMENT DU SKI FRANÇAIS

どちらもなかなかの年代物です。

こういうのってワクワクしませんか?
私なんかは、こういうのにロマン感じちゃうタイプなんですよね~。
「フランスのたくさんのスキーヤーを育てた本。長い時間をかけて人の手から手へと渡り、そして最後には海を渡って私の元へ。」
いいなぁ~。

すみません、勝手に自分の世界に入ってしまっていました。

えーと、なにはともあれ、これで私が持っているmémentoは3冊となったわけです。
60、80、2006です。

スキーフランセ三人衆
mementoズ

フランスのスキーは、10年ぐらいの周期で改訂が行われることが多いようなので、あと3冊手に入れれば、現代のフランスの公的なスキーの技術の変遷については大まかに理解することが出来るはずです。
(公式でないものも含めれば、60年代から80年までと2000年代の本は、今回の購入でだいぶ充実させられました。)

ということで、これから探していくのは、70、90、2017!

実は、mementoの2017年版はWEB上で公開されているのですが、やっぱり本で持っておきたいですね!
のちのち改訂された時に振り返りができなくなりますし、本棚にスキーの本がたくさんあると幸せなんですよねぇ。
実際、こっちの方がメインかもしれません。笑

 

後、こういう事をしていて面白いのは、やっぱり異文化を感じるところですね!

異文化

memento de l’enseignement du Ski Français Edition 1959 p.14 / ENSA 著

「ストック突くとこんな感じの事が起こりますよね」

ってことなんでしょうけど、

 

「いやいや!たとえ方のクセがすごいんじゃぁ!」

って感じ!!

まぁこれは極端な例というか、一番ヘンテコなヤツを選んで載せたんですが、他にも色々違う所があり、国ごとに話す言葉が違うように、スキーについても考え方捉え方が違うんだなーというのは、本を手に取ってみて改めて実感できることでした。

いつか実際に現地に行ってレッスンを受けて、自分の体で体験してみたいです!

とはいえ、フランス語はまだまだ勉強中で、買った本を読むにも辞書を引いたり、翻訳アプリにかけてみたり、いろいろツライんですが、夢は大きく、読んで聞いて喋ってができるように頑張っていこうと思います!

おまけ(謎の同梱物)

サブタイトルに入れた通りね、変なものが入ってたんですよ。

こんなものが入ってまして。

謎の同梱物
BAKA!

バカ!って書いてあるんですよ。

どう思いますこれ?

「うわぁ、やられたなぁ…」

業者・出品者のうちの誰かが「注文した本を送らずにこの本をワザと送ってきた」んだ!

「むかつくことしやがるなぁ。」

でも、まだ注文した本は全部届ききってないし、誰かわからない。

 

「本が全部届いたら、誰が送ってないかわかるはず!そしたら猛抗議だ!」

その後も、本がぽつぽつと届いてきて、やっぱり届かない本があるんですね。

「犯人は、あの本かあの本の出品者だなぁ。もうすぐわかるぞ。見てろよぉ~。」

で、やっと最後の荷物が届いたんですよ。

 

包みを開ける手にも力が入ります。

「さぁ、犯人はどいつだ!!」

 

「…。」

 

「あれ…?」

 

「どっちも入ってる…。」

 

どういう事なの??

うーん、請求には入っていないし。

同じタイミングで、フランスから本を注文した人が日本にいて、その人がたまたま同じ業者から注文した…??
そんな事ってありえないよなー。

 

日本語のタイトルだからサービスで入れた??
優しいの??

でも、バカ!って書いてあるし。

わざわざ身銭切って嫌がらせを??
マメなの??

 

謎は深まるばかり…。

 

とりあえず、欲しい本が全部問題なく届いたんで、結局は、「まあいっか!」で済ませてしまいました。笑

 

オチと言うか話の終わりが、いまいちですが、これで終わりです。

ちゃんちゃん。